2019年3月26日、米Apple社で開催されたイベントにて、新しいサービスが発表されました。雑誌の定額制読み放題サービス「AppleNews+」や、Apple Payを拡張するための独自のクレジットカードサービス、などいくつかありますが、その中で、今回は日本での開始が決まった「AppleArcade」というゲームの定額制サービスについて紹介したいと思います。
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AppleArcadeについて現在分かっていることを紹介
2019年秋に日本で開始される予定のAppleArcadeについて、現段階で分かっていることをあげます。
AppleArcadeが利用できるデバイスは?
今現在発表されている段階では、アプリストア内にゲームが追加されていく形態のようです。iphone、iPad、Mac、AppleTVなどでプレイが可能となり、ネット環境が整ってない場所でもプレイ可能とするため、ダウンロード機能があるようです。
月額使用料は?
2019年4月の時点では、まだ月額使用料は発表されていません。
AppleArcadeでどんなゲームができるのか
調べてみたところ、今現在発売されている既存のゲームではなく、AppleArcade専用のゲームが用意されるようです。開始時には、約100タイトルのゲームが用意される予定です。
ゲーム開発パートナーは?
発表されたメーカーは以下の通りです。
SEGA コナミ カートゥーンネットワーク、Finji、Annapurna Interactive、Bossa Studios、Giant Squid、Klei Entertainment、LEGO、Mlstwalker Corporation、Snowman
ゲーム開発者としてはFFシリーズの坂口博信やシムシティのウィル・ライトが参加すると発表されています。
ゲーム中に広告表示はなく、課金もなし
今回発表されたシステムで他に注目すべき点は、毎月決まった金額を払えばゲーム内にある全てのゲームが使用できること、追加で課金をするシステムはなく、またゲーム使用中に広告表示をすることもないという点です。
現在のモバイルゲームは、無料とうたいながらも途中で課金しなければクリアが難しかったり、過度の広告表示が問題になっていましたが、AppleArcadeではこれら課金や広告表示はしないと発表しました。
AppleArcade まとめ
2019年秋に日本で配信予定の定額制ゲーム配信サービスAppleArcade。完全定額制で課金もなく、アプリで遊べるゲームなので、定額料金次第では幅広い年齢層の方に受け入れられそうです。また、ファミリーシェアが可能で、同じプランを家族6人まで共有できる点は、多くの層を取り込むことができるかもしれません。
ファイナルファンタジーやシムシティを手掛けたクリエーターが参加している点も楽しみです。新しい情報が入り次第、またアップします。