和紅茶を楽しむ。日本茶アワード2018ファインプロダクト賞受賞 牧之原山本園「和らぎ香り紅茶」を飲んでみた。

和紅茶を楽しむ

2018年12月に行われた、生産者だけでなく消費者も一緒に選ぶ品評会として有名な日本茶アワード2018で「紅茶・後発酵茶部門 ファインプロダクト賞」を受賞した、牧之原山本園さんの和らぎ香り紅茶「夏摘み」を注文しました。

牧之原山本園の紹介

お茶の産地として有名な静岡県牧之原台地で育った茶葉を生産・加工・販売しているお茶園です。現在の園主は5代目の方だそうで、明治2年に徳川家臣であったご先祖様が牧之原台地にお茶を植えてから、先祖代々お茶園を守っているとのことです。

牧之原山本園HPより

お茶作りはもちろんのことですが、人々がお茶で癒され平和な気持ちが続くようにと、HPやブログを通じて様々な紹介をしたり数々のコンテストに積極的に参加している姿勢はとても好感が持てます。

牧之原山本園の和紅茶

牧之原山本園で製造・販売されている和紅茶について紹介します。

数々の賞を受賞

和らぎ香り紅茶は、日本茶アワード2018でファインプロダクト賞を受賞していますが、他にもたくさんの賞を受賞しています。

・国産紅茶グランプリ2017 準グランプリ受賞 和らぎ香り紅茶「春摘み」

・国産紅茶グランプリ2018 準グランプリ受賞 和らぎ香り紅茶「夏摘み」

・静岡県100銘柄茶認定 審査員特別賞受賞2018 和らぎ香り紅茶「夏摘み」

和らぎ香り紅茶の特徴

和らぎ香り紅茶は「べにふうき」と呼ばれる、日本の品種べにほまれと中国の茶葉を交配して、紅茶用として作られた品種です。中国産の茶葉の影響で、若干苦味やコクがある為、ミルクティーにもおすすめです。


大切にしているのは、茶園づくりと製茶工程での葉の水分調整です。有機質肥料により、じわじわと栄養を与え、枝を揃えて均一な芽を育てます。製茶では、摘んだばかりの茶の芽をゆっくりと時間をかけて水分を切っていくことで、花様のいい香りが生まれます。

HPより

紅茶以外にもたくさんのお茶を製造・販売

もちろん和紅茶だけでなく、たくさんの種類の緑茶も製造・販売されています。

緑茶もとても美味しそうですね。

牧之原山本園のHPから和らぎ香り紅茶を注文してみた

ネットで注文後、4日で商品が届きました。

なぜか下記の商品が同封されていました。

雁金ほうじ茶 20g

ネットで注文すると送料が一律650円かかることになっていますが、実際は小さな商品の場合はレターパックで送付してくれるそうで、今回は510円のレターパックで送付されてきました。その為、差額分の送料代として、ほうじ茶を送ってくださったそうです。

なこ
比較的良心的なお値段のほうじ茶とはいえ、差額の送料代より確実に高いと思うわ…

なここ
恐縮してしまうけれども、でもこういった気持ちはとても嬉しいわね。店主の方の温かい人柄が伝わってくるわ。

和らぎ香り紅茶「夏摘み」を飲む

早速届いた和らぎ香り紅茶「夏摘み」を飲んでみました。

和らぎ香り紅茶「夏摘み」の淹れ方

パッケージの裏に書いてある淹れ方を参考にします。

3g(ティースプーン約1杯)の茶葉に対してお湯は150~200ml。浸出時間は3分です。

 

和らぎ香り紅茶を飲んでみた感想

まず、とても良い香りがします。摘みたての花のような爽やかな香りが特徴です。「低温でじっくり萎凋し、華やかな花様の香りを引き出した香り紅茶」と紹介されている通り、とても清々しい香りです。

飲んでみると、和紅茶にしてはすこし渋みが残ります。これも「夏摘みは春摘みと比較して、程よい渋みが特徴」と書いてあった通りです。でも外国産の紅茶のような濃い渋みではなく、飲んだ後に口の中に少しだけコクが残るような感じで、日本茶で例えると抹茶を飲んだ後のような印象です。なので、夏摘みには和菓子がとても合うだろうなと思いました。

牧之原山本園さんの和紅茶を飲んでみた まとめ

お茶の産地で有名な静岡県牧之原台地で作られた、紅茶用の品種「べにふうき」でできた和らぎ香り紅茶「夏摘み」。爽やかな花様の香りとコクがあるのが特徴で、仕事中の休憩時間などに飲みたい紅茶だと思いました。和菓子が絶対に合うと思うので、今度飲む時は和菓子と一緒に頂きたいです。

来年は「渋みが少なくてまろやか」と紹介されている春摘みを飲んでみたいです。

牧之原山本園HP