日々の生活を過ごしていると、人生の節目節目で「もっとお金を稼ぎたい」と思う瞬間は誰にでもあるのではないかと思います。子どもを授かり家族が増えた時、自宅を購入した時、子どもが塾に通い始めた時等…。私もそんな一人です。時間に余裕のある方や自由が効く方ならば、外に出て仕事を探せばいいかと思います。でも、「子供が小さくて働きに出れない」「既に仕事をしているが、もっと稼ぎたい」。そんな方に紹介したいのが、在宅ワークのサイト、クラウドワークスです。
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クラウドワークスはどんな会社？
クラウドワークスはインターネットを通して場所や時間に囚われない新しい働き方を提供する会社で、この手の会社では日本最大級です。YAHOOなど大手の企業だけでなく、東京都や京都府などの都道府県とも業務提携を結んでいることからも、企業として安定していることが伺われます。
在宅での仕事って？クラウドワークスはどんな場所？
初めての方は、クラウドワークスと聞いてもピンとこない方がほとんどかと思います。クラウドワークスがどのような会社でどのような仕組みになっているのかを自分の経験を元に説明したいと思います。
15年前、在宅の仕事を見つけるのは困難だった時代
私が在宅で副業を始めたのは15年ほど前からになります。一番最初の在宅仕事は、登録していた派遣会社から紹介されたのがきっかけでした。エステ関係の会社の仕事だったのですが、利用している顧客のデータをExcelに入力する仕事で、1ヶ月20時間ほどの作業で5万円の報酬と、当時の私にとっては金銭面でも魅力的な仕事だったのを覚えています。
在宅の仕事にすっかり目覚めた私は、在宅での仕事を探し始めました。ですが、どうやって探せばいいのかまったくわからず、早くも壁にぶつかってしまいました。いくつかの派遣会社に連絡するも、在宅での仕事などは全くなく。そこでようやく最初の在宅仕事がとてもレアだったと気づいたのです。
個々での契約では圧倒的に不利な在宅仕事
ようやく見つけた在宅での仕事
ある日、地域の仕事情報サイトで「在宅でデータ入力できる方募集」という投稿を見つけ、思い切ってコメントをしました。その方は車で30分ほど離れた場所に住んでいる方で、妊娠6か月の女性でした。仕事の条件は、「月に一度その方の自宅に書類を取りに行き、Excelにデータ入力をしてから納品をする。単価は1文字0.2円」というものです。在宅仕事をやってみたかった私は、何も考えずにOKを出し、早速その仕事に取り掛かりました。
1対1での契約でトラブル発生。頑張って入力しても、報酬はたったの1万円
問題は「1文字0.2円」という単価でした。Excelに数字や文字を入力するのですが、ただ入力するのではなく、ネットで調べて入力しなくてはならないため、入力するまでに時間がかかる仕事だったのです。データ入力と言えば最初にやったエステ会社のようなあらかじめ与えられた情報をただ入力するだけと思っていたので、これは本当に大変でした。
1時間頑張って入力しても、時給に換算すると200円ほどの報酬しか貰うことができないのです。加えて、書類を相手の自宅に取りに行く際の交通費やガソリン代等も当然自腹です。値段の交渉をしようかとも考えましたが、相手は身重の女性です…。自分で仕事を取ることの難しさが経験できた出来事でした。
求人サイトであると同時に、報酬受け取りまで管理してくれるクラウドワークス
クラウドワークスでの簡単な仕事の流れを紹介します。
上記の形式は、発注者側が複数の人に依頼をする形式（タスク式と呼ばれています）での流れです。
上記の表を見て頂くと分かるように、開始から完了まで、発注者も受注者も全てクラウドワークスを通して行う為、お互いにデリケートな面で干渉する必要がないところが一番の利点だと思います。インターネットで仕事が完了するため交通費などの心配をする必要はありませんし、発注者の身元確認はクラウドワークスで行ってくれますので、身重の女性だから…と変な気兼ねをする必要もありません。
個人で在宅仕事を請け負うことの難しさを経験した私からすれば、クラウドワークスは安心して仕事に集中できる仕組みが構築されている会社でした。このクラウドワークスのシステムの利点とマイナス点を次の章で紹介します。
クラウドワークスの利点
全国からの募集を見ることが可能
クラウドワークスは、インターネット上で完結させることができる仕事の紹介がほとんどです（たまに月一度オフィスに出勤というような案件も見かけますが、本当に少ないです）。ですから、自分が都会に住んでいなくても、全国各地からの求人情報をチェックできます。
経験不問の仕事から高いスキルの仕事まで様々な求人情報
クラウドワークスに出ている求人方法の一例です。
上記のように、アンケートや名前募集、ブログ記事作成などの比較的簡単に取り組める仕事から、イラストやデザインなど自分が持ってるスキルを活かせる仕事まで、様々な案件が常時公開されています。ちょっと空いた時間に簡単なアンケート調査をやることも可能ですし、文章が得意な方は記事やコラム、ブログの執筆に挑戦も可能です。また、イラストレーターやIT関連のお仕事を経験したことのある方ならば、その経験を生かしてコンペに出したり、大きな契約を結ぶチャンスもあります。
安心の前払いシステム
発注者と受注者の間で契約が成立すると業務が開始になりますが、その前に発注者はクラウドワークスに対し報酬の仮払いをおこなわなければ、受注者は仕事を開始することができません。このシステムにより、受注者は料金の不払いなどで不安になることはなく安心して業務につくことができます。また、報酬は受注者が納品をし、発注者が確認してＯＫを出すまでは受注者の手元に渡りませんので、発注者側にとっても安心できるシステムです。
万が一のトラブルにも専門スタッフがサポート
業務が開始されて仕事上のやり取りをしていくうちに、先方と思いもよらぬトラブルが発生…。そんな時は、迷わずクラウドワークスの専門スタッフに相談することができます。実際に私もトラブルの経験があります。
クラウドワークスで実際に起こった私のトラブル
業務の開始直後にクラウドワークスを通してではなく、直接のやり取りで仕事をやらないかと誘われた経験があります。クラウドワークスの利点として、個人情報を伝えるのはクラウドワークスのみで、発注者にこちらの本名や住所等を連絡しなくても良いというシステムがあります。仕事のやり取りは信頼が第一です。条件に納得して業務を開始したとしても、相手はどんな人なのかわからない以上、こちらの個人情報はなるべくならば出したくないですよね。
クラウドワークスでは、クラウドワークス内で契約した仕事に対し、直接のやり取りをするのは禁止とされています。直接のやり取りで…と言ってきた相手は、業務開始の連絡が来てすぐだったこと（お互い相手がどのような人かもわからないうちにという意味）、直接やりとりしたいから住所と電話番号を教えてほしいと言ってきました。明らかに契約違反でしたのでお断りしたところ、ではこの仕事は任せられないと連絡がきたため、すぐ専門のスタッフに相談しました。
仕事でのトラブル…しかも顔も見たこともない相手では、何かあった時に不安ですよね。そういった時でも、専門スタッフがいるととても安心です。
クラウドワークスの悪い点？口コミで悪い評判はどんなところ？
クラウドワークスを利用した場合の良い点は理解していただけたでしょうか。次は実際に利用してみてマイナスと感じた点や、口コミで評判の悪い点を紹介したいと思います。
仲介手数料がかかる
クラウドワークスはボランティア事業ではなく企業ですので、当然ですが利用するには手数料がかかります。システム利用料は以下の通り。
クラウドワークスへの登録や、仕事を探して応募するまでは無料です。ですが実際に仕事が発生し報酬を受ける時に、報酬額から上記の割合で金額が引かれます。
クラウドワークスに登録したとして、よほどの技術力がない限り最初の頃は10万円以下の仕事をされる方がほとんどだと思います。ということは、報酬の2割がクラウドワークスの料金としてとられることになるのです。人によっては「高すぎる！」と感じる方もいるかもしれません。ですが、自分で仕事を探す労力や安心して仕事ができることを思うと、決して高くはないと私は考えています。
1件当たりの単価が低すぎる
これは特に記事の作成の募集などであるのですが、例えば1,000文字程度の記事入力でも1件200円程度の報酬での募集を見かけることがあります。200円となっても、報酬の2割はクラウドワークスに支払う必要があるので、実際手元に届く金額は160円です。
あまりにも安すぎるので、慣れている人たちは申し込むことはないのですが、初めての方などは相場が良く分からずに応募してしまうこともあり、なかなかこういったケースが減ってはきません。しかし、よく探せば、妥当な単価で募集をしている発注先も存在します。こういったブラックな発注先をなくすためには、受注者側も安易な単価で引き受けない心構えが必要なのかもしれません。
なにかとクレームをつけてくる？
何度も再提出をさせられるなど、実際に仕事に入ってからクレームをつけられたという口コミがありました。どういった経緯でこのようになってしまったのかは詳しく書かれていませんでしたが、ネットだけのやり取りの弱点は事前にどんな相手かわからないという点にあると思います。
相手の評価を見てから契約する
そういったトラブルを防ぐために、クラウドワークスでは仕事終了後、相手に評価をつけるシステムが導入されています。評価は誰でも見ることができるので、仕事を選ぶ際に評価のポイントが高い発注者を選べば、まず問題がないと思います。そしてこの評価は発注者から受注者にもつけられます。この評価が、受注者にとっても発注者にとっても相手を選ぶ際にとても重要なポイントになっているのです。
ネットで稼ぐにはクラウドワークス？評判は？実際に仕事をしている私がクラウドワークスを紹介 まとめ
今回はクラウドワークス興味がある方に向けて、どのような会社でどのような仕事があるのかをおおまかに紹介しました。どんな会社なのか、少しは理解していただけたでしょうか？クラウドワークスは、仕事で得た報酬から何割かをクラウドワークスに収める必要がありますが、登録や仕事の契約までは無料で行うことができます。興味のある方は登録をしてみて、どんな仕事があるのかを探してみてはいかがでしょうか。
