【静岡で和紅茶を楽しむ】藤枝駅前にあるカフェ・バロックで和紅茶「瀬戸谷もみじ」を飲む

JR藤枝駅南口から5分ほど歩いた場所、BiVi藤枝の道路を挟んだ向かい側に、静岡県産の和紅茶を取り扱った喫茶店があると知り、早速行ってきました。

Contents

1 美味しい水出し珈琲と和紅茶に出会える喫茶店カフェ・バロック
2 カフェ・バロックのまとめ
3 カフェ・バロックの情報

美味しい水出し珈琲と和紅茶に出会える喫茶店カフェ・バロック

喫茶店を探していると、上記の大きな看板を発見。看板には「美味しい水出し珈琲と和紅茶に出会える喫茶店」と書いてあります。和紅茶だけでなく、コーヒーも取り扱っているんですね。そして紅茶ではなく「和紅茶」と表示されているところに期待が高まります。

お店に入る扉はとてもお洒落で、素敵な空間が期待できます。名前の通り、バロック調の雰囲気が、入り口だけでしっかりと伝わってきます。

ちなみにバロックとは、16世紀末から17世紀初頭にかけて、ローマやフィレンツェで始まりヨーロッパ全体に広まった美術や文化の様式を指します。ベルサイユ宮殿のような、重厚で華麗な彫刻の建物、私が大好きなミュージカル「エリザベート」の世界観です。

店内はバロック様式をイメージした空間

店内に入ると、50代くらいの男性（店主）と20代くらいのバイトと思われる男性が出迎えてくれました。カウンター席が3席の他に、見えるだけで二人掛けの席×３セット、４人掛け×３セットあり、奥にはまだ席があります。先客は2名。外からイメージしたよりも広く、席と席の間もスペースに余裕があり、ゆっくりと落ち着いた時間を過ごせそうな空間です。

そして、椅子やテーブル、壁紙や絵に至るまで店内はバロック様式の空間が作られていました。車の通行が激しい道から一歩入った建物にこんな空間があるなんて。席には荷物を置くカゴが設置してあります。

また、店内にはチェンバロとピアノがあり、いつでも弾くことができるそうです。チェンバロは、その昔ヨーロッパの貴族たちの間で好まれた楽器で、まさに宮殿の中にいるような音色です。お店の雰囲気にピッタリ！時間があると店主が弾いてくれることも。

和紅茶は地元産が7種類

和紅茶は、静岡市丸子の紅富貴をはじめとした地元静岡県産の和紅茶が7種類揃っています。蒲生紅茶（初もみじ）は初めて知る紅茶で、どんな味なのか興味が湧きます。

でも今回は、地元藤枝市の瀬戸谷もみじを注文してみました。

瀬戸谷もみじは、静岡県藤枝市のお茶農家が農薬や化学肥料を一切使用せずに作った有機栽培和紅茶です。7月上旬に太陽の光をたくさん浴びた新芽を収穫して作られます。やぶきた種を中心とした茶葉から加工された和紅茶なので、苦味が少なく、深い香りがします

注文後、少しして素敵なセットが登場！奥にあるカットケーキ（４種類）は追加で注文。通常250円ですが、飲み物とセットで200円となります。

カップがとても素敵ですよね～。実はこのカップですが、注文後に「よかったらカップを選んでみませんか？」と声をかけてくださり、10種類以上あるカップから選ばせて頂きました。もしかしたら忙しくない時だけのサービスかもしれません。でも、好きなカップを選ぶことができるなんて、女性なら嬉しいと思います。

飲んだ印象は「ちょうどよい渋さだな」ということ。渋さ加減で言えば丸子の和紅茶「紅富貴」のほうが渋くはないのですが、かと言って外国産の紅茶ほど渋くはなく、ほどよい渋さ加減なのです。香りはとても深く、嗅いでいると体の余分な力が抜けてくる感じです。