初心者向け ネット証券最王手のSBI証券に口座開設する方法その②初回ログインから書類受け取りまで

節約

前回はWEBでの口座開設方法を紹介しました→初心者向け ネット証券最王手のSBI証券に口座開設する方法を分かりやすく説明①

WEBで口座開設の手続きを済ませた後は、実際に取引が開始する前に初回ログインをして職業などの登録をしておく必要があります。今回は初回ログインの方法から書類受け取りまでを紹介したいと思います。

初回ログインフォームからログイン

発行されたユーザーネームとパスワードを入力して、ログインをします。



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個人情報を入力

次にメルアドや勤務先等の個人情報を入力するページが出てきますので、そちらを入力します。入力する項目は以下の通りです。

  • メールアドレス
  • 国籍
  • 携帯番号、FAX番号
  • 職業
  • 勤務先の情報(名称・部署名・電話番号・住所)
  • 世帯主の情報
  • 上場会社に勤めている場合はインサイダー登録
  • 振込先金融機関口座
  • 国内株式手数料プランの選択
  • 配当金受領方法の選択
  • 投資経験について
  • アンケート

以上が入力内容です。かなり長いですよね。

入力していく上で、気になった点があった方もいらっしゃったのではないでしょうか。次に少し難しい点について何点か説明していきます。

何故自分の勤務先を詳細に答えなくてはならないのか?

銀行で口座開設をする際には、勤務先はともかく業務内容まで細かく聞かれることはないですよね。ですが、証券会社では所属部署や役職名など細かいところまで聞かれます。聞かれても困るものではないけれども、登録したいものではない…と誰しもが考えることだと思います。なぜ証券会社に口座を開設する際、ここまで細かく聞かれるのでしょうか?

それは、インサイダー取引を防ぐためです。

インサイダー取引とは、簡単に言えば株価に対して事前に情報を知りえる職業(立場)にいる人間が、その立場を利用して有利な取引を行う行為を指します。証券会社では、インサイダー取引を防ぐために、顧客の職業を事前に申告してもらう義務があるのです。

勤務先に証券会社から電話がかかってくることはある?

私の経験から言うと、5社ほど証券会社の口座を持っていますが勤務先に電話がきたことは一度もありません。周囲の人たちに聞いても、職場にかかってきたという話は聞いたことがないので、まずかかってくることはないかと思います。ただ、自分の携帯に、不明な点の確認電話がかかってきたことはあります。ですので、連絡先を職場にしておかなければ大丈夫ではないかと思います。

国内株式手数料プランの選択について

SBI証券には、スタンダードプランとアクティブプランの二種類があります。

・スタンダードプラン

・アクティブプラン

どちらが良いかは取引の内容次第かと思いますが、それほど大きな金額で取引をしないようであれば、10万円以下は手数料無料のアクティブプランで問題ないと思います。大きな金額での取引でない限り、アクティブプランの方が手数料は安いです。

配当金受領方法の選択

配当金の受け取り方法ですが、SBI証券では三種類あります。

  • 株式数比例配分方式
  • 登録配当金受領口座方式
  • 従来方式

株式数比例配分方式とは

こちらが一番お勧めの受け取り方式です。SBI証券でNISA口座を考えている方は、株式数比例配分方式に指定しないと、利益が非課税にならず、20.315%もの課税がされてしまいます。これではNISA口座で開設する意味がなくなってしまいますので、株式数比例配分方式を選択した方が良いでしょう。

ただし、他の証券会社で株を持っている方は少し注意が必要です。SBI証券で株式数比例配分方式に変更すると、他の証券会社に預けている株の受け取り方法も自動的に変更になります。この場合はよく考えて選択を決めた方が良いでしょう。

なこ
せっかくNISA口座にしても、株式数比例配分方式にしておかないと20.315%も課税されてしまうのね。これは思わぬ落とし穴だから、注意しなくては!

登録配当金受領方式

こちらは一つの金融機関に全ての株等の配当金が入金される方式です。配当金には20.315%の課税がされるため、税金が引かれた金額が入金されます。

従来方式

これは昔からの方法の受け取り方式で、郵送等で送られてきた証券を手に郵便局等へ出向き直接受け取る方式です。もちろん20.315%の課税がかかります。

以上が配当金受領方法の説明となります。受領方法は口座開設後にも変更が可能ですので、NISA口座を開設する方もしくはこれから考えようと思っている方はとりあえずは株式数比例配分方式にしておいたほうが良いかと思います。

アンケートを入力

投資の方針や取引の動機、経験などが聞かれますが、ここで経験なしと答えたからと言って口座開設ができないということはありませんので、正直に入力していけば大丈夫です。

SBIポイントについて

SBIポイントとは、株の取り引きをしたり等取引の実績に応じて加算されるポイントです。ポイントは無料で利用でき、現金や各種商品に交換できるシステムになっていますので、とりあえずの方も利用は申し込んでおいた方がお得です。

本人限定受取郵便物到着のお知らせが届く

ネットでの手続き完了後、2~3営業日ほどで、「本人限定受け取り郵便物到着のお知らせ」が届きます。お知らせですので、この段階ではまだ書類を受け取ることはできません。書類を受け取るためには、お知らせに記載されている配達郵便局に連絡し配送をお願いするか、または郵便窓口で受け取ることも可能です。


用意する書類

  • 運転免許証などの顔写真付身分証明書 ※確認書類について詳しくはこちらから→日本郵政のWEBサイト
  • 印鑑(サイン可)
  • 到着通知書

本人限定受取書類ですので、本人でないと受け取ることができません。保管期限を過ぎると差出人に戻されてしまいますので、早めに連絡して受け取るようにしましょう。

書類の中身は、登録内容やユーザーネーム、パスワード、取引パスワードなどがあります。これで本格的な取引開始ができるようになります!

SBI証券で初回ログインを設定から書類受け取りまで まとめ

以上が初回ログインから書類の受け取りまでの流れとなります。アンケートが意外と長く、時間がかかった方も多いのではないでしょうか。私も終了後は疲れました。でもこれでようやく証券生活がスタートです!!次回はイオン株の購入方法をお伝えしたいと思います。





 

初心者向け ネット証券最王手のSBI証券に口座開設する方法を分かりやすく説明