静岡県が誇る有名なお茶の専門店に、「静岡抹茶スイーツファクトリーななや」があります。このお店が有名になったのは、抹茶のジェラート。地元藤枝産の抹茶を使用して作られた抹茶のジェラートは7段階で濃さが違います。抹茶工場にて毎日挽きたての抹茶を隣接したジェラート工場に運び作られたこだわりたっぷりの抹茶ジェラートは大人気で、藤枝から青山、京都へとお店を出しています。
そんなななやでは、ジェラートの他にもお茶を使用したこだわりの商品が売られているのですが、その中の一つに、和紅茶を使用して作られたチョコレートがあるのを知り、早速藤枝店に行き、買ってきました。
Contents
ななや 和紅茶チョコレート 商品情報
お勧め度 ★★★★★ お買い得度 ★★★★★
- 値段 540円(税込)
- 内容量 50g
- 賞味期限 未開封の状態で約4ヶ月
- 原材料 ココアバター、グラニュー糖、紅茶
- 保存方法 常温(28℃以下)にて保存
日本の紅茶の代表的な品種「べにふうき」を使用
和紅茶チョコレートの説明として「日本の紅茶品種の代表的な品種『べにふうき』を酸化発酵させた国産紅茶の茶葉使用」と書いてありました。
ななやHPより参照
熱湯で作られる紅茶とは異なるじっくりと時間をかけて進む発酵が上質な香りとおだやかな渋みを生み、チョコと溶けあいます。
べにふうきは、日本で初めて紅茶・半発酵茶兼用品種として品種登録された品種だそうです。登録されたのは1995年(平成7年)ということなので、和紅茶としての歴史はまだ浅く、これからというのがわかります。外国産の紅茶との圧倒的な違いは、渋みや苦みが少なく、口当たりが爽やかなところ。なので、お菓子の原料としては最適なのではと思っています。
手土産やプレセントにピッタリな包装
包んであった箱を開くと、中はこのようになっていました。チョコレートはお茶の包装袋のような袋に入っていて、とってもお洒落です。真ん中にある七の表示がとても可愛い。
箱の裏側には、チョコレートの説明が書いてありました。書いてある文章の中で最もインパクトが強かった文章がこちら。
個性豊かな茶葉を微粉末化し、茶葉の香味を最大限に活かすように乳成分を極力控えめにしたことで上品な味わいの和菓子「落雁」を思わせるような風味のチョコレートを作りました。
あとで食べた感想を書く予定ですが、まさに上品な味わいの和菓子「落雁」を思わせるような風味のチョコレートという説明がピッタリと当てはまるチョコレートです。
香料、着色料、加工しやすくするための大豆等由来のレシチンなどは一切使用してないとのこと。ななやが目指す、チョコレートと言えども和菓子としてのこだわりが伝わってくる美味しさです。
チョコの模様もとっても素敵です!
和紅茶チョコレートを食べた感想
食べて最初に感じたのは、「漂う高級感」。まず、チョコレート特有のくどさが全く感じられません。乳成分を極力控えめにしたということで、良い意味で和菓子を食べている様なアッサリとした食べ応えになっています。チョコと言えば甘い印象から、コーヒーなどが合いそうな印象がありましたが、この和紅茶チョコレートは、それこそ抹茶に合いそうだと思いました。
それから、紅茶の爽やかな香りがとても強く感じます。爽やかで、どこかフルーティーな香りがして、何よりも高級感がとても漂うとても素敵な香りです。こんなチョコレートは食べたことがありません。高級感が漂うと言ってもGODIVAとは全く違い、むしろ真逆の印象で、まさに「落雁」という言葉がピッタリな印象のチョコレートでした。
ななや 和紅茶チョコレートのまとめ
- こだわりを感じ、品のある包装で、手土産として最適
- チョコレートなのに和菓子の味わい
- 香料、着色料などは一切使用していない
- GODIVAとは全く異なる、爽やかな味わいの高級感
ななやを訪問する前に想像していたチョコレートとは全く違い、良い意味で裏切られた印象のある和紅茶のチョコレートでした。全国に支店を出す力のあるお茶屋さんがこだわりを持ってつくったチョコレートは、流石だなと。この味で税込540円は本当にお得だと思います。是非、ななやで「『落雁』を思わせるような風味のチョコレート」を味わってほしいと思います。