2019年5月29日に開かれた株主総会にて、社長が株主からのイオンラウンジに関する要望に対しての返答が話題になっています。
株主はイオンラウンジが使えなくなる?
今回の株主総会で質問に立った株主は、こうしたラウンジの混雑状況に関して改善策を要望しました。これを受け、イオンラウンジの発案者でもある岡田社長は「30年間で株主数がとんでもなく増え、たくさんの方に利用していただいています。本年中に、株主のためのものか、お得意様のためのものか、どちらかにせざるをえない」と言及しました。
なるほど。つまり、100株程度の株主である私は来年以降利用できなくなる可能性があるということですか。
実際に普段イオンラウンジをよく利用しているかと言えばそうでもなく、年に数回程度というのが実情なので、イオンラウンジが利用できなくなることで株を手放そうという気持ちにはなりません。イオン株に関しては他の優待メリットが大きいので、イオンラウンジに関しては仕方ないかなという思いもあります。
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ただ、モヤモヤするのは致し方ないですよね。
イオンの株価が下落?
総会以降、イオンの株が下落し続けています。
イオンラウンジに対しての株主を軽んじてるとも言える社長の発言に対し、反発があるのでは?という意見等もあるようですが、実際のところはどうでしょう。個人的には、株主優待を目当てとした個人投資家の株価がそれほど反映しているとは思えず。
そもそも2018年期(2019年2月)は過去最高益を更新したにも関わらず株価はその頃から下落し続けているのは、純利益は前年比マイナスになったことが一因であると思われます。ただし、国内店舗はともかく海外店舗は順調に利益がでているようなので、長期で考えれば今回の下落はそれほど重要ではないと考えても大丈夫な気がします。
イオンラウンジに入室する為の条件
現在、イオンラウンジに入室できる条件は以下の通りです。
- イオンオーナーズカード(100株以上)
- イオン北海道株主カード(500株以上)
- イオン九州お客様株主カード(100株以上)
- イオンラウンジ会員証(イオンカード会員でイオンの直営売り場で年間40万円以上のカード利用者)
- イオンゴールドカード
- イオンゴールドカードセレクト
改めてこれらをみた上で考えると、今後イオンラウンジの入室制限を厳しくするならば、オーナーズカードの100株以上を見直すところから始めるだろうなという予感しかありません。
100株以上から300株以上にするなど、そういった条件になってくるのかもしれません。
まとめ
イオンラウンジの今後の利用について、イオンラウンジの発案者でもある岡田社長は「本年度中に」決めるというような趣旨の発言をしています。ラウンジの利用は株主にするのか、それとも買い物をたくさんしてくれるお得意客にするのか、今後の発言に注目していきたいです。